「ご飯食べた?」と「今度ご飯でも」のあいだ

韓国語の「ご飯食べた?」と「今度ご飯でも食べよう」は、同じことを尋ねていません。教育課程の挨拶の例を出発点に、食事の確認と会う提案を分けて読みます。創作の会話と公開問題を比べ、日付が出てきても、約束になるには相手の返事が残っていることを確かめます。

執筆 KYOTOEIC公開日 更新日 4 分で読めます

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本当に昼食を済ませたか知りたいとき

韓国語の「밥 먹었어?(ご飯食べた?)」に、「うん」とだけ答えて会話を終える場面を想像できます。一方、出前を何人分頼むか数えている人なら、食事を済ませたかどうかは必要な情報です。挨拶にすぎないと読んでしまうと、一人分の注文を間違えるかもしれません。

韓国の国立国語院による2016年の教育課程補完研究には、以前の研究の文化教育内容を検討した表があります。「どこへ行きますか」「ご飯を食べましたか」に当たる表現を、挨拶の例として載せています。食事の質問が挨拶としても教えられる根拠です。すべての食事の質問が社交辞令だという調査でも、韓国の人が約束を守る割合の統計でもありません。

挨拶という分類を知ると、文を読む道筋が一つ増えます。それでも、食事を注文するという目の前の仕事を消すことはできません。何をしているときに聞いた言葉かという問いは残ります。

食べたかどうかと、これから食べること

「밥 먹었어?」は食事を済ませたか尋ねる形で、「언제 밥 한번 먹자」は、いつか一緒に食事をしようという提案です。どちらにも食事が出てきますが、返事を求められる内容が違います。先ほどの教育課程の表を根拠に、後者もいつでも挨拶にすぎないとは言えません。

比べるため、別れ際の会話を作ってみます。Aが「今度、ご飯でも食べよう」と言い、Bが「うん、気を付けて帰ってね」と答えます。また会う気持ちは表されていますが、カレンダーに書く日付と場所はまだありません。「まったくその気がない」とも「必ず来週会う」とも付け加えられません。

日本語の「また今度」を韓国語に訳すときも、何への返事かを見ます。今日の誘いを先に延ばす返事か、別れ際に次の機会を話しているのかで、会話が扱う仕事は違います。食事という共通の題材だけで決まった訳を当てると、その違いが隠れます。

提案がカレンダーに入るまで

今度はAが、もう一文送ります。「来週の火曜の昼はどう? 会社の前の店で」。日付、時間帯、場所の候補ができました。Bが「その日は出張で無理」と返したら、約束は成立しません。詳しい提案と合意した約束の間にも、返事が一つ残っています。

公開アーカイブの日付と場所を決めない別れの挨拶は、最初の会話に近い場面です。また会おうという言葉があっても、予約に必要な情報を得たとは採点しません。一方、来週の火曜を提案する会議の場面には、相手が答えられる予定の候補があります。候補が出たことまで読み、皆が同意したと先走らない問題です。

二つの公開場面を並べた理由もそこにあります。韓国語と日本語のどちらが率直かを競うための比較ではありません。日付のない場面と、日付を提案した場面で、読者が受け取れる情報の違いを確かめるためです。

訳にも空欄を残す

最初の創作例は、日本語では「今度、ご飯でも食べよう」、英語では「Let's get something to eat sometime」に当たる表現で訳せます。原文にない「来週」を足せば、提案の範囲が変わります。反対に、火曜の昼と店を挙げた二つ目の提案を「いつか会おう」に縮めると、予定の調整に必要な部分が消えます。

一緒に食事をしたければ、「いいね、いつが都合いい?」と一歩進めて聞けます。相手の返事が来る前には店を予約しない。それだけでも、本気か社交辞令かを一人で判定しなければという負担は小さくなるでしょう。

参考資料

  1. 국제 통용 한국어 표준 교육과정 활용 점검 및 보완 연구 — 국립국어원 · 2016-12-15 · 確認日:
この記事の変更履歴
  • — 資料の確認範囲、創作例の表示、承諾・断り・返事・約束の違いと三言語の訳を照合しました。